生活習慣について

「何も買わなくていい! 大切なのは。。。お子さんを良く見てあげていてください」

 

[質問]

小学生になる娘の母親です。

生まれて乳児湿疹がひどく、そのままアトピーと診断されました。

最近前にも増してアトピーがひどくなってしまいした。

何か皮膚にいいことは、といろいろ調べましたが、色々なものがありすぎて何をすればいいのか分かりません。

浄水器とかそうじ機とかも買いなおした方がいいのか迷っています。

食事とかもどこまで気をつければいいものか。

何かアドバイスあったら教えてください。

[答え]

急に悪くなってくると、気が気じゃありませんよね。

そして、本当に色々なものがあって何を選べばいいのか 何を信じればいいのか困ってしまいますよね。

まずは焦って色々買ったりしなくても大丈夫ですよ。

水も掃除機も今のままでいいと思います。

色々なものを買い替えるよりも大切なこと、

それは、 「お子さんを良く見ていてあげること」

子どもの場合は精神的な変化で症状が良くなったり悪くなったりしますので 毎日子どもの変化を見逃さない事が大切です。

毎日の表情、しぐさ、機嫌やかゆがる前後に   何か変化がなかったかなどを観察してあげてください。

ここで一つ最も効果のある方法をお教えしましょう。

子どもの意識がないとき(寝ているとき)毎日子どもをさすってあげましょう。

皮膚の毛の流れに沿って軽く流れるようにさすってください。(結構つかれて場合によっては親が汗びっしょりになります)

すると・・・。   がさがさした皮膚は毎日さわることによってだんだんしっとりしてきます。

それだけで治っちゃう子もいます。

これぞ究極のスキンシッップ療法です。

親子ってやっぱり無意識下でもつながっているんですよ。

食事に関しては、1日、1週間、1ヶ月を通して食べたものをまずは記録してみましょう。

関係ありそうな食品があれば、その食品を排除したほうがいいと思いますが見分けるのは難しいでしょう。

一般的には砂糖やトランス脂肪酸の油(マーガリン、ショートニングなど)、 ファーストフードなどは極力控えたほうがいいとは思います。

早く症状が落ち着くといいですね。

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/