[質問]
こんにちは。
変な質問かもしれませんがすいません。
ウチには2人の子どもがいて両方アトピーです。
小学2年生と4歳の子どもです。
恥ずかしい話なのですが、
子どもたちの掻いた皮膚が床に落ちて汚れたり、
服や下着に薬がついて洗濯が大変だったりと
毎日それで追われて結構嫌になることも少なくありません。
掃除や洗濯のことなど聞いていいものかと迷いましたが、
きっと、私のような気持ちで過ごしている人もいるだろうと、
メールをしてみました。
なにかアドバイスがあればうれしいです。
よろしくお願いします。
[答え]
アトピーは本人が大変な上に、
生活の中でのケア、
薬を塗ったり、
掃除に気をつかったり、
食べ物に気をつけたり、
洗濯に手間がかかったり、
お母さんは本当に大変ですよね。
しかしながら、掃除や洗濯に関しては、
残念ながらこれがベストと言うやり方や
製品などは私はおすすめしていません。
こういったことを一生懸命されても
必ず効果が出るというわけではないからです。
でも、お母さんやアトピーの方を囲むご家族などは、
アトピーの方と同じぐらいケアが必要ですよね。
さて、ココで言うケアとは、
“こころや気持ちのケア”です。
掃除や洗濯の方法はアドバイスできませんが、
ご質問者様のように、
そういった思いで大変な方に、
掃除や洗濯に追われてストレスのたまった気持ちに
ゆとりがもてるようなアドバイスをしたいと思います。
そういったストレスを支えてくれるご家族や友人はいるでしょうか?
そういったストレスを癒す時間はありますか?
そういったストレスを自分自身でねぎらってあげてますか?
掃除方法や洗濯方法、アトピーの為の製品を探すよりも
案外こういったことの方が大切のように思います。
ぜひご家族の協力や理解、
ご自分自身の時間が少しでもあること、
ご自分自身にご苦労様と言ってあげれること、
そいうったことを見直して、自分自身をケアしてあげてください。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/