「黄砂」(こうさ)ってご存知ですか?
3~5月に増える黄砂。。。
花粉症と同じ時期にこの黄砂によって、
アトピーを含むアレルギーの症状を悪くすることがあります。
黄砂とは、
中国大陸の砂漠の砂が砂あらしによって上空に巻き上げられ、
偏西風に乗って飛んで来て、地上に降り注ぐ現象のことです。
温暖化など環境の変化にともない、
日本でもこの黄砂の量が年々増えています。
春のこの時期、天気の良い日に太陽の光が鈍くなっていたり、
空が黄色に見える時があります。
こういった時が、黄砂がふりそそいでいる時です。
この黄砂の中には色々な金属成分が多く含まれています。
さらに黄砂は色々な汚染物質を抱え込んでやってきます。
そのため、
★視界が悪くなる
★洗濯ものが汚れる
★農作物に被害が出る
と言った問題のほか、
★呼吸器官への被害(咳、痰、喘鳴、ただれ、鼻水、痒み)
が出ると言われています。
そして、黄砂はアルカリ性で毛穴を開かせてしまうので、
特にバリア機能が低い人に影響が大きく、
肌荒れの原因となります。
乾燥しやすい春先、
特にアトピーの人にとっても注意が必要でしょう。
この黄砂の現象が広がりを見せる中で気象庁では、
来年度より花粉情報と同じように、
黄砂情報を提供する予定で話が進んでいるとのことです。
丁度花粉の時期なので花粉症だと思う人も多いでしょう。
しかし黄砂の影響もあるのも知っていてください。
黄砂への皮膚対策としては、
☆外出の時は、黄砂に触れないように
しっかりスキンケアしてバリアすること。
☆帰宅したら、
入浴やシャワー、洗顔などで黄砂をしっかりと落とすこと。
☆この時、ゴシゴシあらうと皮膚が傷つき、
余計そこに花粉や黄砂がついて肌荒れの悪循環を起こすので、
やさしく洗い落とすこと。
に気をつけてください。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/