【“清潔”な皮膚を作ろうと
★★あなたは皮脂まで洗い流してませんか!?★★】
Aさん;今回先生のお話を読んで、
梅雨や真夏に皮膚の調子をくずす場合、
意外なことで、肌にカビや汚れをつけていることを知り、
とてもびっくり☆しました!
スキンケアは“保湿”というイメージがあったけど、
スキンケアには、保湿と“清潔”がキーワードですね!
ふじお先生;良いことに気づきましたね!
スキンケアと言えば保湿は大切に考えられても
なかなか“清潔”は見落とし勝ちですね。
でもこれって盲点で、
とてもこの時期の皮膚の症状悪化と関係があるんです。
Aさん;じゃあ、ふじお先生、
体について汗やアカ、ホコリは体からとるために
しっかりせっけんやボディシャンプーで
洗いながした方がいいですよね!
ふじお先生;ちょっと待ってください!
それには注意が必要です!
皮膚を清潔にすることは大切ですが、
ボディシャンプーは使わないでください。
Aさん;えっ?どうしてですか?
ふじお先生;ボディシャンプーには界面活性剤が使われていて、
皮膚の汚れだけでなく、
大切な皮脂まで洗い流してしまうからです。
洗剤が脂汚れをきれいに落とすような
強力な力がありますよね。
それが皮膚をあらしてしまうんです。
Aさん;アトピー用のボディシャンプーはいいんですか?
ふじお先生;いいえ、アトピー用であっても
ボディシャンプーは界面活性剤を使っていますから、
使わないでもらいたいです。
Aさん;そうなんですか。。。
それじゃ、せっけんできれにした方がいいですね。
ふじお先生;そうですね。
ただ、せっけんもなるべく
純せっけん成分の高いものにしましょう。
表示を見て95%以上のものが理想ですよ。
皮膚の状態が悪いときは刺激になりますので
せっけんも使わないでください。
Aさん;えっ!?せっけんもですか?
でも、それでは汚れが落ちないんじゃないですか?
ふじお先生;もし気になるのであれば、
シャワーではなく入浴にしてみてください。
これで汚れがかなり落ちます。
それから、この時期、入浴後に痒みを生じる場合は、
最後に水のシャワーを浴びると
かゆみのが軽くなったり皮膚の引き締め効果もあります。
Aさん;スキンケアの目的は、肌にうるおいを作ることですものね。
一生懸命保湿することも大切だけど、
皮膚から皮脂を奪わないで、
かつ皮膚を清潔に保つことも大事なんですね。
ふじお先生;その通りです!
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/