【 少しの症状でも気になって外へ出たがらない娘…
改善のキーワードは“小さな変化”と“受け入れる姿勢” 】
[質問]
大学に入った頃から娘のアトピーがひどくなり、
今は部屋にこもっていることが多く、あまり外出したがりません。
本人は少しの赤みなども気になるらしく、鏡ばかり見ています。
私が(母です)全然気にならないよと言っても、
お母さんには分からないと言って、聞く耳を持ちません。
このままでは大学の単位も取れないかもしれないし、
何だかいい歳の娘が家にばかりいて不健康に思えてなりません。
先生はこういった患者さんを診たりしたことがありますか?
もしいましたら、先生はどんなアドバイスしているか
何でもいいので教えてください。
[答え]
質問者のお母さんは、
きちんとしていて色々なことを出来る方ではないでしょうか?
お母さんやお父さんがそういった方の場合、
お子さんが無意識に高い目標を持ってしまうことがあります。
ちょっとのことでも完璧でないと自分はダメだと思ってしまう。
そういったとらえ方が、
アトピーの症状にも同じように、
ちょっとでも悪い部分があるとダメだと
思ってしまったりすることがあります。
アトピーが良い状態と悪い状態と2つにだけ分けてしまい、
少しでも症状が出ていると“悪い状態”と決めていると、
なかなか症状に変化が出なかったり、
外に出なくなりがちになったりすることがあります。
では、そんな時家族はどうしたらいいか?
1つめは、
良い悪いと2つに分けるのではなく
“小さな変化を大切にしてください”
例えば、以前と比べて良くなっているところを見つけてあげたりしま す。
そして決して、良くなってると話した後に、
「だから~しなさい」などと言わないことです。
2つめは、
症状でなく、生活の中の小さな変化にも目を向けてください。
赤みや発疹、かゆみなどの変化以外に、
相手の表情や行動の中に前向きなものがあったら、
それを見つけて「こういうところいいね」などと言うのもいいでしょ う。
3つめは、
相手を否定せずにまずは相手を受け止め、
それから自分の意見を言ってみましょう。
相手の意見に対し、例えば、
「なかなか良くなってるって思えないよね」などと
気持ちを受け止めることが大切です。
そして相手がそのことを好ましく感じてくれたなら、
「お母さんは、良くなっているように感じるよ」などと伝えます。
ここで大切なのは、
相手を否定したり自分の意見を押し付けないことですよ。
すぐに出る変化ではないですが、
こんなことをしてみることで多くの方に少しずつ変化が出るようです。
身近な家族の方は焦ったり、
少しでも早く改善して欲しいと感じていることと思いますが、
根気強くやってみてください。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/