【 アトピーの家族を持つ方へ
前向きな接し方の方法!これで家族が変わる☆彡 】
[質問]
以前の「アトピー質問コーナー」、
とても我家の状況に近いものだったので
興味深く読ませてもらいました。
確かに子供のそういった考え方が、
親の私の考えと関係してるんだなぁと思いました。
我家も高校生の娘がいますが、
ちょっとでもアトピーがひどくなると学校を休みがちで、
私に八つ当たりしてきますし、
全然大丈夫だと言っても反抗してきます。
それで、文章の中にあった家族へのアドバイスで
“生活の中の小さな変化にも目を向ける”なんですが、
具体的にどうしたらいいのか思いつかないので、
何か例があったら教えて欲しいのですが。
よろしくお願いします。
[答え]
“症状でなく、生活の中の小さな変化にも目を向けてください。”
と書いたことについての例をあげましょう。
例えば、
アトピーが気になって外出をいやがる家族がいたとします。
その人がコンビニや散歩へ行ってきて、
「コンビニぐらいにしか行けない」
「散歩なんか外出のうちに入らない」
などと思っていたり、言っていたとします。
これが“良い悪い”と2つの極端な考えをしてしまう例です。
これを家族も同じように思っていたり、
逆に家族がこの言葉を言っていては、
アトピーの人はなかなか前向きになれないでしょう。
ではどうすればいいのか…?
「以前はコンビニ(散歩)にも行けなかったんだから、
少しずつ違っているよ」とか、
「出ようっていう気持ちを今は大切にしていいんじゃない?」とか、
☆☆少しでも前向きに思えるように☆☆
小さい変化を見つけてあげることが大切です!
とにかくその人を支えて、
今を前向きに方向づけ、
勇気づけることが変化を生みますよ!
そして質問者の方のように何か前向きに関わりたいと思った方、
自分自身のそういった前向きな姿勢を
自分自身で前向きにとらえてください!
“私は何とかしようと前向きにやってるな”
と自分をねぎらってください!
その姿勢が、
ものごとを2つの極端な考え方にしない練習にもなり、
相手をねぎらえる道が開けることにつながりますよ。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/