美容にも健康にもNG!女子のお悩みの上位に上げられる「冷え」問題。気温による冷えだけではなく、ストレスが引き起こす冷えがあることをご存じですか? ストレスと冷えの関係性を知り、正しくケアすることで、冷えを改善していきましょう。
■その冷えの原因、ストレスかも……?
「手足が冷たくて眠れない」「顔色が冴えない」「肌荒れをよく起こす」などなど、冷えからくる症状は人によってさまざま。女性に多く見られる冷え症ですが、その原因は気温の低下だけとは限りません。ストレスを抱えていると血管が緊張し、血液が体の末端まで行き届かないために、冷えを引き起こすことも。
肌荒れやくまなど外見上の不調のほか、むくみや下痢・便秘、不眠、イライラ、月経異常などの体調不良が続く人は、ストレスによる慢性的な冷え症に陥っている可能性があります。
■ストレス冷えの特徴
ストレスが引き起こす冷えは、自律神経と深い関わりがあります。こんな症状がある人は、自律神経のバランスが乱れ気味。チェックしてみて!
●体の局所的に汗をかく
交感神経が緊張することで、手のひらや足の裏、ワキの下、額など、局所的に汗をかきます。いわゆる冷や汗とよばれる、ドキドキしたときにかく汗がそれ。
●体がリラックスすると症状が強くなる
緊張状態が普通になっているために、外部から温めて体がリラックスしても、気持ちは緊張したまま。逆に冷えの症状が悪化することも。
●イライラや不眠などの症状が起きやすい
肩こりや不眠のほか、ちょっとしたことで怒りやすい、気分が落ち込みやすいといった症状が見られがち。風邪を引きやすく治りにくい人も要注意!
●自覚がない
冷え症の自覚がないために、エアコンをつけすぎたり、冷たい飲み物を摂り過ぎたりしがち。冷えをためこんでしまい、不調に拍車がかかることも。
■食事やストレスの緩和で改善を
放っておくとますます不調が進むストレス冷え。早めの対策で、すっきり解消しましょう。内側からのケアで、体も心もあたためて。
●適度な運動習慣
ウォーキングや自転車など、無理なく気軽にできる運動を取り入れてみましょう。
●湯船につかる
シャワーだけで済ませず、38~40℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくりつかりましょう。
●体を温める食事を摂る
体を温める作用のある食材を積極的に摂りましょう。くるみやピーナッツなどのナッツ類、プルーンなどのドライフルーツ、ごま、チーズ、紅茶などのほか、生姜、唐辛子などの香辛料も血行をよくしてくれるのでおすすめ。
●リラックスできる時間をもつ
1日のうちでリラックスできる時間を必ずもちましょう。好きな音楽を聴いたり、お気に入りのアロマを楽しんだり。自分が心地いいと感じる癒やしタイムを習慣にして。
思いっきり笑ったり、愚痴をこぼすこともストレス解消にはもってこい。気の合う仲間とのおしゃべりで、ストレス冷えなんか吹き飛ばしちゃおう!
(LBR編集部)
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/