アトピーについて

脳へ電気刺激、かゆみ抑制 アトピー治療に期待

微弱な電流で脳を刺激することでかゆみが抑えられることを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の研究グループが確認し、脳科学の専門誌(電子版)に掲載された。かゆみを抑える薬剤としてよく使用されるステロイドと違い副作用はなく、アトピー性皮膚炎の治療に役立つと期待される。

 研究グループは、成人14人を対象に実験。左半身のかゆみを知覚する右脳の感覚運動野に近い頭部に陽極の電極、左脳側に陰極をつけ、1ミリアンペアという極めて弱い電流を15分間通した。

 さらに、途中で左腕の皮膚にかゆみを誘発する物質を浸透させ、かゆみの度合いを最大値9として評価してもらった。
その結果、電気刺激を与えない時に比べ、かゆみの感じ方が弱まったり、感じる時間が短くなったりすることが確認できたという。

 研究グループは「電気刺激で大脳皮質の神経活動が活発になったところに、新たなかゆみのシグナルが来ても、脳が処理できずに感じにくくなるのではないか」と推測している。(北上田剛)

朝日新聞デジタル

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

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