生活習慣について

何に混ぜても粉薬を飲まない子供…よい方法を教えて!

ママからの相談:「2歳の娘がゼリーや飲み物に混ぜてもどうしても粉薬を飲んでくれません」

粉薬を何に混ぜても飲んでくれない。そのため病気の症状がおさまらず、何かよい方法がないでしょうかと悩むママからの相談です。

2歳の娘が喘息様気管支炎になりました。ゼーゼーと呼吸するたびに音がして苦しそうに息をします。特に夜中や朝方がひどく、午後は少し楽になるようです。食欲もなく顔色も悪く体力が落ちている感じがします。かかりつけ医で点滴をしてもらったり、薬も処方してもらい治療をしています。ただ粉薬を嫌がってなかなか飲みません。もう味がわかっているようで、ゼリーに混ぜたり飲み物に入れたりしても気づいて舌で押し出します。飲まないと症状は治まらず咳が出るので、それを見ているとこちらまで泣きたくなります。よい薬の飲ませ方はないでしょうか?(30代女性)

粉薬に水を加え練ったものを一口で飲ませる!

目からウロコの粉薬の飲ませ方を看護師さんが教えてくれました。何かに混ぜるのではなく、とても小さなお団子のようにしたものを飲ませる、という方法です。

『小児科で一番すすめられている粉薬の飲ませ方を紹介します。盃ほどの小さな容器に、ごくわずかの水(約2~3滴)を準備します。その中に粉の薬をいれ、練ります。水様の状態にするのはNGです。とても小さくまとまり、ティースプーンの先に乗るくらいになります。それを「一口だけ頑張ろうね」と励ましながら飲ませてあげてください。飲めたら、必ずほめ、本人の好きなものを与えてあげてください。後味が苦いならば苦さをごまかせるような甘いものを、薬を飲んだ後に食べさせてあげるとよいでしょう。(小児科看護師)』

『その他の方法としては、先ほど紹介したまとめた薬を、口腔内の上あごの奥のほうの部分に、清潔な手で塗るように乗せるというやり方もあります。ただ、これはもっと小さな子供向けの方法です。(小児科看護師)』

『薬の飲み方ですが、飲み物に混ぜるのはやめたほうがよいです。飲み物に薬を入れると必然的に量(かさ)が増えてしまうからです。食欲がなかったり、飲み物を口にしたくない場合などに、薬を混ぜたものを全部飲むのは辛いでしょう。市販されいるお薬ゼリーで、うまく飲める子供もいますが、薬を覆うように包むには技が必要です。(小児科看護師)』

今回は粉薬の画期的な飲ませ方がわかりました。子供が粉薬嫌いで四苦八苦しているママはぜひ試してみてください!

健康ダイエット

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/