食事について

【 食品表示のナ・カ・ミ?! 塩分*牛肉編 】

【 食品表示のナ・カ・ミ?! 塩分*牛肉編 】 
 

  食品表示の話です。
  
  まずは“塩分”。
  「うす塩味」と「塩分ひかえめ」、
  塩分が少ないのはどっちでしょう…?!

  答えは「塩分ひかえめ」。

  なぜなら、「塩分ひかえめ」は、
  食品100グラムあたり塩分120ミリグラム以下と
  法律で決められているけれど、
  「うす塩味」は法律の中にはない言葉です!

  つまり、栄養分を表示する言葉でなくて、
  “ちょっとうす味”といった主観的な味覚を表している
  宣伝文句にすぎないんです!!
  法律的な根拠はなしですよ!

  これに並んで「糖分ひかえめ」は法的な成分表示の言葉だけど、
  「甘さひかえめ」も主観的な言葉で法的根拠はありません!
   
  ややこしい表現だけど、
  メーカー側の戦略ということも知っておきましょう。

  次に“牛肉”の表示。
  「国産牛」と「和牛」の表示の違いは知ってる?!

  「国産牛」とは“産地”を、
  「和牛」は“品種”を表しています。

  産地とは、その牛が一番長く育った国のこと。
  だからオーストラリアで生まれても日本で育った期間が長ければ「国産牛」。
  知ってました?!

  品種とは、例えば和牛は4種類和牛に指定されていて、
  海外のどこで育っても、この和種4種ならば「和牛」と表示されます!
  が、現在は農林水産省のガイドラインは、
  日本生まれの日本育ちの和牛に「和牛」表示をするようにとされているので、
  今売られている和牛は、日本生まれの日本育ちです。

  ややこしい表示がこの他沢山ありますが、
  色々まどわされずに見れる目を持ってくださいね!

    
  

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/