生活習慣について

ドライマウスを防ぐ! マスクをつけて寝ることの健康効果

唾液は食べ物の消化を助けるだけでなく、口の中を殺菌し、清潔に保つという役割があります。ドライマウスとは、その名の通り、唾液の分泌量が減って口の中が乾燥状態になること。

夜寝る前にきちんと歯磨きをしている人も、朝起きた時に口の中がネバネバしたり、口臭が気になることがあれば、ドライマウスを疑ったほうがいいかもしれません。口の中の菌は、朝目覚めたときが一番多く、その数、約1,000億個。ドライマウスは虫歯や歯周病、口臭など、さまざまな病気につながる恐れがあり、日本人のうち、およそ800万人がその予備軍といわれています。

■ドライマウスを防ぐ方法

ドライマウスの原因の一つは口呼吸です。口呼吸は口腔内の粘膜を直に乾燥させるため、ドライマウスの状態を招いてしまいます。

そこで対策としておすすめするのが、マスクをして眠ること。口の中の湿度を保ち、過度な乾燥を防ぐことができます。なお就寝時にドライマウスを予防する目的でマスクを装着する際は、通常のマスクの使用時とは違い、鼻を覆う必要はありません。呼吸も苦しくなるので、口だけを覆うようにしましょう。これによって、乾燥を防ぐだけでなく、鼻呼吸のトレーニングにもなります。ドライマウスの心当たりがある人は、試してみてはいかがでしょうか

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■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/