【 △▼△暑い夏*何飲んでます?!△▼△
清涼飲料水、飲み方間違えないでね…! 】
Aさん;暑いですね~。
こう暑いと、水分摂取が必要ですね~!!
ふじお先生;そう、熱中症に気をつける意味でも夏の水分摂取は大切ですね。
でもAさんさん、暑い時どんなもの飲んでますか?
Aさん;どうしてもさっぱりとして吸収のよいものを飲みたくて。
そうなると、スポーツドリンクを買うことが多いです。
ふじお先生;意外にAさんさんのような方が多いように思いますが、
スポーツドリンクについてどのぐらい知っていますか?
Aさん;えー、イオン飲料と言うことで、
「体に水分が吸収されやすい」
「炭酸や果汁よりも糖分が少なく健康的」
「ただイオン飲料…電解質なので?虫歯になりやすいので注意」
…そんなところかな。
ふじお先生;なるほど。
でもこういった常識…間違っていますよ!!
Aさん;え!?!
ふじお先生;イオン飲料は確かに水分補給と
ミネラルバランスを整えてくれるはたらきがあるけれど、
スポーツや重労働などたくさん汗をかいた人用に作られているもの。
普段で飲みすぎれば、ミネラルはとるどころか取り過ぎて、
対外に出てしまい意味のないことも。
しかも、飲みすぎれば逆に夏バテまで起こします!!!
Aさん;そっれて…本末転倒ですね。。でもなぜ?
ふじお先生;清涼飲料水によく使われている果糖ブドウ糖液糖は、
とうもろこしなどのでんぷんから作られた液状の糖分です。
これは砂糖に比べると、ひじょうに純度の高い糖分!
そして、体内での吸収がとても早い!
なので、急に沢山飲むと血糖値が急上昇!!
その血糖を下げようとからだがはたらき、低血糖を起こすことも!!!
こうなると脳のエネルギーが不足して、イライラしたり、
食欲がなくなったり、体がだるくなったりします。
さらに!低血糖症になると体は糖分を求め、
もっと甘いものをほしくなるという悪循環に陥ります。
甘い飲み物を飲むとさらにのどが乾くようになるのはそのためです。
でも、からだは低血糖では困るので血糖値を上げるために、
アドレナリンというホルモンを分泌します。
アドレナリンは攻撃ホルモンといわれ、
たくさん分泌されると落ち着きがなくなったり、
カッとなりやすくなります。
なので、寝る前に飲むと寝付きにくくなりやすく、不眠の原因にもなります。
Aさん;スポーツドリンクの飲みすぎは、
不安定なこころのスポーツドリンク依存症を作ってしまいそうですね…。
ふじお先生;そうね…だから飲みすぎは注意ですよ。
それと「炭酸や果汁よりも糖分が少ない」と言うのも間違い!
マイルドな甘さのイオン飲料や果汁入り清涼飲料水には、
かなり多くの糖分が含まれています。
ある代表的なイオン飲料500ml入りペットボトル1本には、
コーヒーに入れるスティックシュガーに換算すると
11本(33g)もの糖分が含まれています!
ちなみに、果汁入りの清涼飲料水500ml1本のエネルギーは
スティックシュガー17本分の160~180kcal。
これは茶わんに軽く1杯分のご飯と同じエネルギーに当たります。
1日に何本も飲むと、相当なカロリーオーバーになるのが分かりました?!
Aさん;ショック~!!!
でも低カロリー、ノンカロリーのものも出てますよね。。
ふじお先生;そこもまた問題で、合成甘味料、
つまり人工的な化学合成添加物をとると、
アレルギーの心配もあるし、活性酸素が沢山出来る原因にもなります。
適度にね!
Aさん;しょぼ~ん。。
やっぱり昔ながらのお茶が一番ってことですかね。
ふじお先生;全く飲むなとは言いません。
でも、お茶の方が安全かな。
夏だからと言って常に水分摂取にスポーツドリンクは気をつけましょうね。
Aさん;は~い。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/