【 気持ちよく眠ろう!そんなポイント教えます 】
「 気持ち良く眠れば何だかカラダに良さそう!」ですよね。そして心地よい眠りは、当然お肌に
も良い影響を及ぼします。
ところが、アトピーでかゆくてなかなか“寝つけない”または寝てる最中に“目が覚める”、そんな
悩みがたくさん寄せられます。
何度も触れていますが、良い眠りはスキンケアに欠かせません。今回は「どうしたら気持ちよく
眠れるのか」というお話をします。
私たちの身体の中には、車に例えれば“アクセル”や“ブレーキ”と同じ役割をするものがある事を
ご存じですか?
起床とともに身体の“アクセル機能”が働いて心臓が力強く動き、活動に適した身体の状態になり
ます。また、眠りに近づくにつれて“ブレーキ機能”が働いて心臓は静かな動きに切り替わり、睡
眠に適した状態になるのです。
このように身体のバランスを調節している機能というのが『自律神経』です。自律神経には交感
神経と副交感神経があり、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役目をしています。
自律神経は身体を動かしたり休んだりの調整をオートマティックに切り替えているのです。
眠りに入る時には、身体を休ませる副交感神経(ブレーキ)が働いています。
さてここで本題にもどりましょう。今回のテーマ「気持ちよく眠るためにはどうすれば良い
か?」です。
ヒントは“眠り”の状態では、身体を休ませる副交感神経(ブレーキ)が働いているところにあ
ります。と言うことは、気持ちよく眠るためには「ブレーキが上手にはたらく状態」を作ってあ
げれば良いのです。
眠りにつく時に身体や気持ちを休めるためには、強い明かりよりも少しほの暗い明かりが良く、
テンポの速い音楽よりもゆったりとした音楽の方が適していますよね。
明るすぎる照明、テレビやパソコンからの強い光、テンポの速い音楽、熱いお風呂やシャワーな
ど、目を覚ますような刺激は眠りをさまたげてしまいます。眠りにつく前は、なるべく強い刺激
を避け「眠る環境を整えてあげる」のがポイントです。
眠るために、身体も気持ちも落ち着く環境を作ると、副交感神経が働き、かゆみや寝つきの悪さ
をやわらげてくれます。お休みの前には一工夫して、気持ちの良い「眠りの環境を作る」こ
とを心掛けて下さいね。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/