生活習慣について

冷えは「水」を飲んで解消できる!?冷えない!むくまない!ための水の飲み方

■水を飲んでも冷えない理由3つ

(1)血液の流れをスムーズに

水は、冷たいイメージがあるため、身体を冷やしてしまいそうなのですが、東京医科歯科大学藤田名誉教授によれば、水を飲むことで身体が温まるそう! 私たちの血液のや約90%は水分でできています。水分が不足し、血液の濃度が上がりドロドロになってしまうと、血液がスムーズに流れなくなり末梢部まで血液が届かず冷えを引き起こす原因に。

(2)血管をしなやかに保って血流サポート

ミネラルウォーターに含まれるミネラルには、血管をしなやかに保ち血液の流れをスムーズに保つ効果や、老廃物を排出する効果があるため、冷えはもちろん、血流が滞ることで起こるむくみの改善にも効果を発揮してくれそう!

(3)熱生産がUP

水は体温より低いため、水を飲むと身体が冷えないように自然と熱生産を増やし、身体が温まります。水を飲むだけで交感神経が刺激され基礎代謝が30%UPするというデーターもあるそうですから、ダイエット効果も期待できちゃう!

■身体を温める「水」の飲み方3つ

(1)常温以上の水を飲む

水が身体を冷やさないとはいえ、冷たい水を飲むのはNG。常温の水を飲むことが、冷えない身体をつくるポイント。

(2)こまめに飲む

喉が渇いた……と思った時には、既に身体は脱水状態。喉が渇いてから飲むのではなく、こまめに一口ずつ水を飲む習慣をつけましょう。

(3)硬水や炭酸水を飲む

藤田名誉教授によれば、冷え取りのために水を飲むのであれば、血管をしなやかに保つ作用のあるカルシウムや、老廃物を排出する作用のあるサルフェートの豊富な硬水や炭酸水がおすすめ、とのこと。炭酸水を飲むと、血液中の二酸化炭素の濃度が上がるため、身体は酸欠状態になったと錯覚して酸素を供給するために血流を上げるそう。フレーバー炭酸水などもコンビニで買う事ができますから、ぜひチャレンジしてみて!

夏に比べ水分補給を忘れがちな冬。しっかり水分を補給して、冷えない・むくまない巡りの良いカラダを作りたいですね。

(岩田麻奈未)

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【参考】
※藤田紘一郎著(2012)『正しい水の飲み方・選び方』海竜社

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/