ダイエットのために、プチ断食を試したことがあるという人もいるのでは。
食べ物をろくに食べないので体重が減るのはもちろんだが、断食にはそれ以外にも体に好影響があるとか。
なんでも、1年に8日程度断食をすると、体の免疫力が格段にアップすることがわかったというのだ。
米南カリフォルニア大学のValter Longo氏によれば、空腹状態になると体がエネルギーを蓄えようとし、不必要な免疫細胞がリサイクルされるそう。
同氏の研究チームがおこなった実験では、6カ月に1度2~4日間絶食することで体がサバイバルモードに切り替わり、蓄積された脂肪や糖分を使い始めたり、古い細胞を分解し始めたりすることが明らかに。
その後、幹細胞に全システムを再生するよう信号が送られ、新たな免疫システムがつくられるのだという。
絶食による免疫力の強化は、加齢や化学療法で細胞がダメージを受けている人などに特に有効で、パイロット実験では、化学療法の前に72時間断食をしたがん患者は、白血球の減りが少ないことが確認されたとか。
また、マウスを用いた実験でも、断食をすることにより化学療法の副作用が減少し、死亡するリスクが低下することがわかったという。
出典元:Fasting triggers stem cell regeneration of damaged, old immune system – USC News(6/5)
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
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