陽の光を浴びないと、睡眠サイクルに悪影響が出るかもしれません。「Journal of Clinical Sleep Medicine」に掲載された研究結果によれば、窓のそばで仕事をする人と、窓のない環境で仕事をする人では、睡眠時間に違いがあるそうです。
この研究では、自己申告にもとづいて被験者を2つのグループにわけました。1つは、窓が近くにない環境で仕事をしているグループ。もう1つは、窓の近くで仕事をしているグループです。この2つのグループを比較したところ、以下のことがわかりました。
窓のないグループと比べて、労働環境に窓があるグループでは、勤務時間中に浴びる日光の量が多く、アクティグラフィ(活動量測定検査)で測定したところ、身体活動量が高まり、睡眠時間が長くなる傾向が見られました。
この研究は少人数の被験者のみを対象としたものです。また、自分の労働環境を選べない人もいますから、誰にでも役に立つというわけではありません。とはいえ、寝つきが悪くて、日中に陽の光をほとんど浴びていない人は、考えてみる価値があるかもしれません。職場の日当たりを良くする方法がないかどうか、上司に尋ねてみてください。職場の環境を自分で整えられるなら、陽の光を採り入れてみましょう。
Impact of Windows and Daylight Exposure on Overall Health and Sleep Quality of Office Workers: A Case-Control Pilot Study | Journal of Clinical Sleep Medicine via Apartment Therapy
Tori Reid(原文/訳:梅田智世/ガリレオ)
Photo by Andrew Magill.
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
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