食事について

難消化性オリゴ糖はアトピー性皮膚炎を改善する

 

今日は1つの論文の紹介です

松田らは50名のアトピー患者(0~23歳、平均年齢4.32歳)にラフィノース(1歳以下1g/日;3歳以下2g/日;6歳以下3g/日;成人6g/日)を6週間経口投与し、皮膚炎の症状を観察した。

その結果、著効22例(44%)有効16例(32%)無効12例(24%)増悪0例(0%)であった。

 

松田三千雄、竹内せち子、名倉泰三:ラフィノースのアトピー性皮膚炎に与える影響

アレルギーの臨床1987;18;1092-1095

オリゴ糖は腸の細菌叢のバランスをとるのに優れていますので参考にしてくださいね。

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/