環境について

梅雨と体内ホルモンの深~い関係?

【じめじめ・ゆううつ・はっきりしない・・・それがなぜかに答えます! 】

季節の変わり目にアトピーの症状が崩れる方は少なくありません。

特に、これから迎える「梅雨」は湿度も高く、お天気も不安定ですのでダニが発生して

アトピーを悪くしてしまいがちです。

 

また、梅雨は精神的にも不安定になりやすい季節です。

当然、湿度や不快指数が高く、家にこもりがちになりやすいことも原因ですが、

体内の「メラトニン」と言うホルモンも深く関係しているのです。

 

メラトニンとは、起きている時間と寝ている時間のリズムを作ることに

関係しています。このメラトニン、以前もお話したように、光に当たることで

良くはたらくホルモンです。

 

つまり、梅雨のようにあまり日が当たらなくなると、体のリズムを作っている

ホルモンがはたらなくなる、リズムがずれてくる。また、眠れない起きられない

すっきりしないといった状態になりやすく、放っておくと、うつ状態にまで

進むこともあります。

 

ダニなど皮膚に直接作用することとは別に、梅雨にリズムを崩してアトピーを

悪くされる方が少なくないのも、こんな原因が潜んでいるからなのです。

 

~しかし、ちょっとした工夫で身体のリズムを整え梅雨を乗り切ることが可能です!

その方法は…、また次回お話しますね。

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/