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皆さんはアトピーの痒みをどのようにコントロールしていますか?

皆さんは痒みをどのようにコントロールしていますか?

 

突然ですが「痒み」と「痛み」は似ているのです。

 

「痒み」により活性化される脳内の領域と「痛み」の領域は驚く程共通点があるのです。

 

こんな研究報告もあります。

 

東北大学大学院の谷内教授らのグループにより、実験的に「痒み刺激」と「痛み刺激(冷痛)」を同時に与えると、痒みを抑制するという研究報告がなされています。

 

このことから簡単にできる痒みの対処としては「冷やす」ということです。

また当院ではその他カプサイシン軟膏(トウガラシの成分)で痛みを引き起こし痒みをコントロールする方法も用いています。

 

その他痒みを止める方法は…

 

脳に対する「痒み」の情報を書き換える方法もあります。

 

痒みに注意を向け続けることがかえって不愉快な感情を強めるため

「痒みのとらわれ」から脱却する方法です。

 

続きは来週…。

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/