生活習慣について

アトピーのための入浴のコツ、知っていますか?

【かゆみ・炎症を抑える入浴法とは…?】

アトピー肌は、おふろに入ったり眠くなると体温が上がって痒くなりやすいですよね。

しかし!かゆみを抑える入浴のコツがあるんです。

 

今回は、アトピー肌でも気持ち良く眠りに就ける入浴方法についてお話したいと思います。

 

まず、お風呂のつかり方ですが、ぬるめのお湯に30分くらい入って身体の芯からじわじわ

と温めて下さい。皮膚がお湯や体温の変化に反応してしまう為、入浴中にかゆみが増す方

も多いかと思います。そんな時は、風呂に水を少しずつ足して好みの温度に調節してみま

しょう。

 

また、入浴後は身体が冷えない程度にほてりを沈めてクールダウンしてから、布団に入る

方が眠りに入りやすくなりますよ。

 

そしてお勧めなのが、かゆみや炎症をおさえる“カミツレ浴”です。カミツレとは菊科の植

物なんですが、このカミツレの花を集めて乾燥させたものを、2~3つかみ布の袋に入れ

てヤカンで煎じてからお風呂のお湯に加えます。さわやかな香りと共に、かゆみや炎症を

おさえる効果もあるのです。

 

あまり見かけない“カミツレ”ですが、“乾燥カミツレ”としてネットなどで購入できます。

良い香りでリラックスできる“カミツレ浴”、ぜひ一度お試しください!

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/