生活習慣について

気持ちも皮膚もリラックス!

【からだを眺めるリラクゼーション~「自律訓練法」って何? 】

心に余計な緊張がなくリラックスした状態だと、身体が本来もって

いる力を充分に活かすことが出来るんです!

 

例えば、私たちは寝る時間になると自然に眠くなり、

起きる時間に自然に目覚めるようにできていますが、

気持ちが緊張しているとそれが自然に出来なくなってしまいます。

気持ちと一緒にからだも緊張するからです。

また、心に余計な緊張があると身体が自然に働かなくなり、

色々な病気を引き起こします。

 

もちろんアトピー性皮膚炎も、心の状態と深い繋がりがあります。

余計な緊張や不安などがあると、症状が悪くなりやすいのです。

なので「気持ちをリラックス」させることを意識してみましょう。

今回は、その方法の一つとして「自律訓練法」を紹介します。

 

【自律訓練法】

詳しいことは、専門の本やHPを見てもらうとして、ここでは

簡単にできる方法をご紹介します。

 

まず準備です。

◇リラックスできる時間や場所を選んでください。

◇リラックスできる服を着てください。

◇ゆったりできる椅子に座るか、仰向けに寝てください。

寝る前や休日などを選んで、ゆったりできるソファや

ふとんの上を選ぶと良いでしょう。

 

次に

◇目をとじて、次の順番で①~③の言葉を3回~5回ぐらい

ゆったりとくり返します。

 

①「気持ちが落ち着いている」

~この時大切なのは、言い聞かせるのではなくて、

落ち着いてきたなぁと外から自分を眺めている感じでゆったりと。

②「右腕が重た~い」

「左腕が重た~い」

「両腕が重た~い」

「両足が重た~い」

~ただ言葉をくり返すのではなく、右腕だったら“右手”や

“右手の指”、“右腕”などを感じたり、眺めたりします。

①と同じように言い聞かせるのではなくて、重たい感じがして

いるなぁという具合に腕や足ををゆったりと眺めるのがコツです。

③「右腕が暖か~い」

「左腕が暖か~い」

「両腕が暖か~い」

「両足が暖か~い」

~②と同じ調子で、腕や足をゆったりと眺めながら言ってみましょう。

 

これが「自律訓練法」です。

簡単な方法ですが、終えると不思議とゆったりした気持ちになり、

同時に身体もスッキリしてきます。

余計な緊張がほぐれて、身体本来が持つ自然な働きが目覚め始めるのです。

 

肌本来が持つ働きを引き出す為にも是非「自律訓練法」をお試し下さいね。

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/