「もし秋の花粉症だった場合、どうしたら症状が良くなりますか?
病院に行った方がいいですか?」
というご質問を頂きましたので、お答えします。
もちろん、症状が長引くような場合は耳鼻咽喉科で診てもらうのが
一番です。花粉症だと分かっている人は花粉の時期になる前に
治療や薬を飲むことで症状を軽くすることもできます。
あとは、きちんと花粉症対策をすることが重要です!
具体的には、
①花粉のある場所を避ける
②外出する時はメガネやマスクで眼・鼻に入る花粉を防ぐ
(マスクは内側を少し濡らすと効果的)
③外出から帰ったらシャワーを浴びて全身についた花粉を洗い流す
④外で着ていた服は着がえる
⑤晴れの日(特に風邪の強い日)はなるべく窓を開けない
開けるなら雨の日が良い
⑥布団・カーテン・じゅうたんなどは花粉がつきやすいので
そうじや洗たくをマメにする。外で干した洗たくものは
よく花粉を払って取り込む
基本的なことですが、これだけでかなり花粉を避けることができますよ。
それと、「鼻洗浄」も効くのでお勧めです。鼻の中についた花粉を
洗い流すと、花粉症の症状が大分楽になります。
鼻洗浄の方法は…、
①1~2回抽出したお茶の葉(緑茶)を茶わんに入れて、お湯をそそぎます。
②それに塩を加えて、みそ汁より少し薄めの塩加減にして冷まします(常温)。
③それを点鼻薬の空き容器(調剤薬局で売ってます)に入れて左右の鼻の穴
から片方ずつ一吹きし2~3回したら終了です。
秋の花粉症をお持ちの方や、長引く風邪と思っていたら花粉症かもと言う
方、この「花粉症対策」を是非お試し下さい!
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/