HSP(ヒートショックプロティン)とは…
私たちは日常さまざまな病気やストレスを経験しています。
アトピーによる寝不足、疲労も同じです。
この根本の原因はすべて細胞内のタンパク質の傷害から起こるのです。
今回はこの根拠の1つとなる考え方を学びましょう。
愛知医科大学の伊藤先生の研究によれば
体を温めると細胞の中にHSP(ヒートショックプロテイン)
というたんぱく質が作られこれが病気やストレス障害、運動能力の向上、免疫力の向上などに作用しているという結果がでているのだそうです。
私たちの体はキズを治したり筋肉を作ったりするのにたんぱく質が必要です。しかし、日常さまざまなストレスを受けるとこれらのたんぱく質が障害を受けます。このような傷ついたたんぱく質を元気な細胞に修復してくれるのがHSPです。しかもHSPのすごいところは細胞の障害がひどくて修復不可能なときはその細胞を細胞死に導いてくれるところなのです。修復不可能な細胞がいつまでも体の中にあると癌などの重篤な病気に発展する可能性が高くなるんです。
じゃどうしたらHSPを増やす事ができるのでしょうか?
ではお教えしましょう。
体を温めるのです。
でもただ温めるだけではダメなのです。
まずは水分を多めにとってください。(常温かぬる目のお湯を500ccぐらい)
次に体温計(デジタルではないもの)と水温計を用意してください。
42度程度のお湯に10分間入ります。その際体温計を舌下ではかり38度台に体温を維持してください。
その後風呂から出たらすぐ大きなタオルなどで体を覆い10分~15分保温して汗を出してください(扇風機や冷房は切ってください)
これを週2回(2日~3日おきで連続はダメ)行ってください。
これだけでHSPが高い状態を保つことができます。
余談ですがこの他薬でもHSPを高めることができます。
代表的なものはアスピリンと胃薬のセルベックス(市販薬セルベール)です。
アメリカでは万能薬とされ映画などではやたらとアスピリンを飲むシーンがありますがこれも要因の1つなんですかね~。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/