生活習慣について

きもちの良い眠りが、アトピー肌をメンテナンス!3

【 “眠る前に~をしたら、私は眠れる…。” リラックスして布団に入ろう 】

 

「眠っているは間は、体の中でいろいろなホルモンが分泌されていて、お肌のメンテナン

スをしてくれています」と、以前もコメントしましたように「眠り」はアトピー改善に欠

かない大切なものです。

 

しかし、クリニックに寄せられるお手紙には「寝たい、寝なくちゃと思うのに、いつもか

ゆくて眠れない」というご相談が多いです。

 

いつも眠れない、というのは辛いですね…。不眠症とは行かないまでも、「寝つきが悪

い」「寝てもすっきりしない」といったことは、アトピーの方だけでなく、現代社会に生

きる私たちにも身近な問題になっています。

まずは、以前にも書かせて頂いたように、ゆっくりとお風呂に入る、また、自分にぴった

りの枕を見つけるなど、快適な眠りやすい環境を作ることを心がけましょう。

 

それから、「眠る前にはホットミルクを飲む」「好きな音楽を聴く」「雑誌を読むとゆっ

たりとくつろげる」などといった、“寝る前に、~をしたら、私は眠ることができる”とい

う方法を作っておくと、効果がありますよ。

 

これは、一種条件付け的な要素と、自己暗示的な要素を含む「入眠儀式」のようなもので

す。眠ることに意識を向けるのではなく、リラックスし、安心して布団に入るようにする

ことが、心地よい眠りにつながります。

 

おかしなもので、眠ろう眠ろうと布団の中で格闘するほどからだは緊張し、リラックスと

は逆の方向へ、つまり、からだは起きようとしてしまうのです。

さぁ、あなたは何をしているとリラックスできますか?アトピーのことは一時忘れて、リ

ラックスした気持ちで探してみましょう。

 

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/