【 “眠る前に~をしたら、私は眠れる…。” リラックスして布団に入ろう 】
「眠っているは間は、体の中でいろいろなホルモンが分泌されていて、お肌のメンテナン
スをしてくれています」と、以前もコメントしましたように「眠り」はアトピー改善に欠
かない大切なものです。
しかし、クリニックに寄せられるお手紙には「寝たい、寝なくちゃと思うのに、いつもか
ゆくて眠れない」というご相談が多いです。
いつも眠れない、というのは辛いですね…。不眠症とは行かないまでも、「寝つきが悪
い」「寝てもすっきりしない」といったことは、アトピーの方だけでなく、現代社会に生
きる私たちにも身近な問題になっています。
まずは、以前にも書かせて頂いたように、ゆっくりとお風呂に入る、また、自分にぴった
りの枕を見つけるなど、快適な眠りやすい環境を作ることを心がけましょう。
それから、「眠る前にはホットミルクを飲む」「好きな音楽を聴く」「雑誌を読むとゆっ
たりとくつろげる」などといった、“寝る前に、~をしたら、私は眠ることができる”とい
う方法を作っておくと、効果がありますよ。
これは、一種条件付け的な要素と、自己暗示的な要素を含む「入眠儀式」のようなもので
す。眠ることに意識を向けるのではなく、リラックスし、安心して布団に入るようにする
ことが、心地よい眠りにつながります。
おかしなもので、眠ろう眠ろうと布団の中で格闘するほどからだは緊張し、リラックスと
は逆の方向へ、つまり、からだは起きようとしてしまうのです。
さぁ、あなたは何をしているとリラックスできますか?アトピーのことは一時忘れて、リ
ラックスした気持ちで探してみましょう。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/