熱帯のような気候に住んでいる人よりも
日本人は汗をかくのがヘタなようです。
熱帯に住んでいる人は、ゆっくり体全体から塩分の薄い汗をかきますが
沖縄地方を除く日本の人は、まず初めに腕や足以外の場所に
濃い汗を時間をかけずにかきます。
「汗をかくのがヘタ」と言うのは解りにくいかもしれませんが、
濃い汗をあまり時間をかけずにかくことで
体温もゆっくり下げられない、
ミネラル分などが出て体調を崩しやすい、
そして皮膚が余分な刺激を受けやすいのです。
ですから日本で過ごす人は、
汗の出方を気に掛けて注意することも大切です。
最近は特に冷房の影響で、
体温をコントロールできずにアトピーを悪化させたり、
熱中症や色々な病気を引き起こしています。
普段の生活で自然に汗をかく時間を作るようにしてください。
もちろん汗をかいた後のスキンケアも忘れずに。
ずっと冷房の中で過ごすことだけは避けて下さいね。
それと、水分はこまめに補給しましょう。
喉が渇いたという信号が出る時には
すでに血液はドロドロになっています。
夏バテで食欲がない場合は、炭酸入りのミネラルウオーターもお勧めです。
胃に負担をかけずに食欲を高めてくれます。
せっかく汗をかくのなら、上手に水分を取りながら
健康的な良い汗をかきたいものです。
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄
東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員
芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。
連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/