食事について

夏の終わりの夏バテ対策!

前回、暑い真夏よりも”季節の変わり目”で”気温の変化が大きい”

夏の終わりが一番「夏バテ」を起こし易いと書きました。

朝晩と日中の気温差になかなか慣れず、身体に大きな負担が

掛かるためです。

 

そこで今回は、この時期ならではの【夏バテ回避法】をご紹介します。

 

まず第一には、良質のたんぱく質とビタミン・ミネラルを

しっかり摂ること。

 

でも、ついついサッパリしたものが食べたくて、そうめんやそば

おにぎりだけにしたいこともあるかも知れませんが、消化が良い

だけなのでお勧めできません。

 

この時期は血や筋肉を作る『たんぱく質』が特に重要!

「たんぱく質は元気を作る」んです。

 

たんぱく質と言えば、まず肉や魚などが思い浮かびますが、

胃腸の調子が弱っている場合は、たんぱく質食品の中でも

豆腐が食べやすいのでお勧めです。

 

豆腐は大豆を原料にしていて、良質のたんぱく質だけでなく、

コレステロールを代謝するリノール酸・ビタミンB1

ビタミンE・カルシウム・カリウムなど豊富な成分が

ぎっしりと詰まっています。

 

大豆オリゴ糖が主成分の糖質も含まれていて、

腸の働きを整えて活性化させ 消化吸収を助ける作用もある

夏バテには最適な食べ物なんです。

 

また、ビタミンやミネラルを摂るには、モヤシやオクラなども

是非摂り入れて下さい。豊富なビタミン・ミネラルに加えて

たんぱく質の消化や吸収を良くする働きがあります。

 

夏バテを解消するために、たんぱく質は外せない栄養素です。

加えて、たんぱく質の消化吸収を助ける野菜も一緒に摂るよう

心掛けましょう!

 

 

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/