食事について

プチ断食と肌断食で皮膚の力を取り戻そう!

お腹が空いたら、食べたい時に食べることができる…。

肌が乾燥したら、保湿したい時に保湿できる…。

 

現代は<欲しい><やりたい>がすぐに叶う時代です。

 

こうして難なく「食」や「うるおい」を取り込んでいると、、

身体は“休む”ヒマがありません。

休まないままでいると“疲れ”ますよね。

 

そうなんです。

私たちの「腸」も「皮膚」も疲れています。

そんな時は「プチ断食」や「肌断食」をお勧めします。

 

≪プチ断食≫

ちゃんとした断食は大変ですが、

プチ断食なら週末に家に居ながら実行できます。

 

プチ断食は、3日間ほどで行えるのですが、

やり方も気軽で、本当に食べないのは2日目だけ。

しかもその2日目は無理なく野菜(果物)ジュースを

飲んでもいいのです。

 

断食することで腸が休まるのはもちろんのこと

バランスを崩した皮膚の代謝も整い

アトピーの症状が和らぎます。

腸の調子が整うと免疫機能が上がるからです。

 

また、断食すると体温が上がります。

体温が上がると、身体の働きが活性化されて

身体の中も外もキレイになり調子が良くなります。

 

~プチ断食の一例~

[金曜日]

夕食はいつもより軽めの食事にする。

半分~8分目、あっさりした和食がいい。

[土曜日]

断食の日。

始めての人や体力のない人は野菜ジュースを

1食1本として飲む。

経験のある人や体力のある人は水かお茶だけを飲む。

[日曜日]

少しずつ食べます。

朝 お粥(少しゆるめの)、梅干し、豆腐の味噌汁

昼 お粥、梅干し、味噌汁、冷や奴

夜 普通の食事(あっさりした和食、量は普段の半分位)

 

≪肌断食≫

肌断食も週末の3日間ほどで行えます。

方法は簡単。

3日間、できるだけ「化粧品や洗顔フォームなどを使わない」です。

 

肌断食することで皮膚が休まります。

化粧品やメイククレンジング、洗顔フォームなどは

“合成界面活性剤”が配合されているので、

肌が「うるおう」働きまで、洗い流しているのです。

これをお休みすることで、

皮膚は「うるおう」働きを取り戻し、

必要以上に洗い流して痛んだ皮膚の状態を回復します。

3日後には化粧のりも良くなります。

 

~肌断食の一例~

[土曜日]

夜 ぬるま湯で洗顔。

化粧していればメイクの程度によるが、

できるだけせっけんなどで洗顔。

化粧水や乳液は使わない。

[日曜日]

朝 ぬるま湯で洗顔。

化粧水や乳液は使わない。

メイクする場合は薄めに。

夜 土曜と同じ。

[月曜日]

朝 ぬるま湯で洗顔。

いつもの化粧品でOK。

 

「プチ断食」と「肌断食」、一度試してみて下さいね。

■投稿者情報
芝皮フ科クリニック 院長
須階 富士雄

東京慈恵会医科大学皮膚科を経て町田市民病院勤務
1993年 プラクリティ皮膚研究所開設
1996年 芝皮フ科クリニック開院
専門:アトピー性皮膚炎 レーザー治療
- 日本皮膚科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員

芝皮フ科クリニックには、様々な患者さんが来院しますが、何といっても多いのがアトピー性皮膚炎の方です。現場医療に携わる人間として、是非治してあげたい!
苦しみから一時も早く解放してあげたい!という強い気持ちから研究を重ね、たどり着いた改善法は「肌を強く育てること」。
薬で痒みを抑えるだけではなく、天然成分を使用した保湿クリームでアトピーを改善する「ATP-C・U・Eゲル」の開発に成功しました。
即効性の点ではステロイドに劣るものの、肌が生まれ変わるサイクルを整え、掻いても傷にならない強い皮膚を目指します。

連絡先電話番号:0120-419-034
ウェブサイト :http://www.shiba-clinic.com/